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軟水化の仕組み
沖縄で一般的に「石灰」と呼ばれるのは、カルシウムやマグネシウムといった硬度成分のことです。軟水機はこの硬度成分を取り除き、「硬水」を「軟水」に変える機械です。軟水機の内部にある「イオン交換樹脂」が硬度成分を吸着し、軟水へと変えてくれるのです。ただし、イオン交換樹脂による硬度成分の除去能力には限界があるため、定期的に塩水を使用し洗浄しなければなりません。これを「再生」といいます。
軟水機の選び方
軟水機を選ぶ際に重要なポイントは、以下の二点です
① イオン交換樹脂の種類と量
一口にイオン交換樹脂といっても様々な種類があります。沖縄バイタルでは創業43年の歴史の中で、国内外様々なイオン交換樹脂を試し、最も軟水の安定度が高く、樹脂の寿命も長い現在の強酸性陽イオン交換樹脂(アメリカ製)に辿り着きました。
また、イオン交換樹脂の量も重要です。量が少なければ、硬度成分の除去能力のキャパシティが低くなるため、再生頻度を多くしなければ安定的に軟水が作れなくなります。再生頻度を早めるということは、より多くの塩を使用しなれければならないため、ランニングコスト(維持費)が高くなります。また、樹脂自体の劣化が早まり寿命が短くなるため、短い間隔でイオン交換樹脂自体を交換する必要があります。
沖縄バイタルでは、軟水の安定度を最優先に考え、イオン交換樹脂量を25ℓ~としています。
② 再生タイマーの種類
イオン交換樹脂の再生頻度を管理するタイマーは大きく2つに分けられます。
< 日数式 >
再生頻度を日数で管理するタイマーです。イオン交換樹脂は、水の硬度と樹脂量により再生が必要となる水使用量(例:12トンに1回再生)が決まります。日数式は、一日の水使用量を想定し、日数により再生頻度を決めます(例:1日に水1t使用すると想定すれば、12日に1回再生)。そのため、通常より水の使用量が少なければ、塩を無駄に多く使用し、逆に通常より増えれば、再生が間に合わず、軟水にならない期間が生まれます。
< 流量式 >
再生頻度を水使用量により管理するタイマーです。タイマーには、水の流れを感知して水量を計測するコードがあり、再生が必要となる水使用量に到達した時点で再生を行います。そのため、無駄に塩を使用することもなければ、常に軟水の状態を維持することができます。
沖縄バイタルでは、よりお客様の財布の紐に優しく、無駄に資源を消費することがない流量式のタイマーを主力としています。
ランニングコスト(維持費)は、取り付け場所の硬度(石灰の量)と水使用量(世帯人数等)により異なります。
詳細にお聞きになりたい方はお気軽にお問合せ下さい。
一般家庭用・小規模事業用軟水機 料金表
硬度・水使用量 | 機種 | イオン交換 樹脂量 |
タイマー タイプ |
価格(税込) ※工事費込 |
付属品 |
---|---|---|---|---|---|
硬度が中程度 の地域 |
TT-32 | 25ℓ | 流量式 | 374,000円 | 野外用防水カバー、再生塩、 ハウジングフィルター付き |
硬度が高い地域 ・大家族 |
TT-48 | 45ℓ | 流量式 | 429,000円 |
※はつり等別途工事が必要な場合、工事費が別途追加となります。
※アングル等の資材が必要となる場合(配管を壁に取り付けられない場合)、資材費及び工事費が別途追加となります。
大規模事業用軟水機は現場見積もりとなります。お気軽にお問合せください。